晴海トリトン歯科クリニックです。
本日は「キシリトールの3つの効果」についてお話しします。
歯に良いとされる「キシリトール」には、大きく分けて3つの効果があります。
① 安心・安全の甘味料
キシリトールは、とても甘く、砂糖と同じくらいの甘味を味わえます。熱の吸収力がとても高く、これによって「清涼感」が生まれます。
キシリトールは、よくミントフレーバーが配合されますが、これは、清涼感をさらに高めるためのものです。
非常に甘いキシリトールですが、カロリーに関しては、砂糖の25%しかありません。
また、血糖値の急上昇を予防し、代謝するためのインスリンが不要になるため、糖尿病患者もとれる安心・安全の甘味料です。
② 虫歯を予防する
歯に良いとされる主な理由は、虫歯の予防ができる点です。
・カルシウムと結合して再石灰化を促す
・虫歯の原因となる「酸」を生成しない
・虫歯菌のはたらきを抑制する
この3点が虫歯予防のカギとなります。
キシリトールは、カルシウムとくっつくため、歯の再石灰化を促進します。
また、虫歯菌の出す酸によって、歯の表面が溶けるのが虫歯のはじまりですが、再石灰化を早めることで溶けた部分の修復が可能となります。
限りなく初期の虫歯であれば、自分のお口の中のはたらきのみで、虫歯を治すこともできるのです。
虫歯菌が出す酸そのものも、キシリトールは生成しないので、虫歯菌のはたらきを最小限に抑えつつ、予防が可能です。
③ 唾液の分泌を促す
キシリトールは、アメやガムに含まれることが多いため、必然的に唾液量を増やせます。
唾液には、自浄作用といって口腔内を綺麗に洗い流す作用がありますので、唾液量を増やすことで口の中の環境をよくすることができます。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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